保護猫 「806番」「805番」殺処分から、名前のある子として生きる道へ

Lino & Makana

保護猫 LinoとMakanaは、血のつながった兄弟。お誕生日は、推定2019年7月14日。

詳しいことはわかりませんが、生まれてすぐに殺処分という残酷な運命にさらされそうになった兄弟。幸い、保護団体さんに保護されて、ミルクボランティアさんのサポートにより命をつなぎ留めました。

縁あって、この兄弟を、わたくし「えんじぇる」の家族としてお迎えしたのが2019年9月22日。実は猫との生活は生まれて初めて。ここだけの話・・・以前は猫ちゃん苦手でした。。。そんなわたしが、まさか猫ちゃんと一緒に暮らすことになるなんて!!

タイトルにある「806番」「805番」とは、この子たちに付けられていた番号。今思い返すと、心がキュ〜っと締め付けられます。

本日は、LinoとMakana(リノマカブラザーズ)の名前に込めた想いを綴りたいと思います。

「806番」の命名

まずは、こちら。この写真は、LinoかMakanaどちらでしょうか?保護団体さんのサイトで、わたしの心を射止めた写真です。「この子を迎えたい!」という想いでお問い合わせをして、譲渡会へ行く運びとなりました。

806番からLinoへ命名

キリッとした宇宙人顔 (*’ω’*)のこの子は・・・Linoです!

保護猫をお迎えしようと決めたときから、猫生を輝くものにしてほしい!という想いがあり「輝く」「キラキラ」「光」というような意味のある名前をつけたいと考えていました。生まれてすぐのスタートは過酷だったけど、しあわせになるための命。輝かせたいし、輝いてほしい。そんな想いでいっぱいでした。

いろいろな言葉を調べて、意味と響きがわたしの中でマッチした名前との出会い。殺処分から生きる道を手にした「806番」につけた名前はLino。

ハワイ語で「輝く」という意味です。

「805番」の命名

お次はこちら「805番」。Linoとの違いはわかりますか?

805番からMakanaへ命名

まんまるお目目の「805番」につけた名前はMakana。ハワイ語で「贈り物」という意味があります。Makanaの名前の由来は、以下のような流れがありました。

実は、当初はLinoだけをお迎えする予定でした。わたし自身、犬2匹との生活の経験はありますが、猫と暮らしたことはなく、最初から2匹をお迎えすることは考えていませんでした。ところが、譲渡会で「806番」のケージの前に行くと、もう1匹いるではありませんか。しかも、見た目は全く同じ。このとき「805番」が兄弟だと知らされました。ざわざわとする環境の中、806番はすやすやと寝ていて、805番はケージに足をかけてカチャカチャと音を鳴らし、やんちゃに動き回っていました。今思えば、「ボクもいる!」というアピールをしていたのかもしれません。

殺処分から保護されて命をつないだ2匹。どんな状況で生まれてきたのかはわかりませんが、共にサバイバルをして今があることを考えると、兄弟を引き離して「806番」だけを連れて帰ることに心が痛みました。しかし、心が痛むという理由だけで無責任にお迎えすることはできません。団体の方、そして猫ちゃんと一緒に暮らしている友達に諸々相談し、最終的に兄弟でお迎えすることを決めました。「一生しあわせにします!」という覚悟の瞬間。

突然2匹を家族に迎えるという、想定外の結果になった訳ではありますが、必然であったような気もします。

Makanaは、Linoがつないでくれたご縁。そして、この兄弟との出会いは、お空にいるパグのLimeとチワワの奏音(かのん)からのしあわせのギフトなのかもしれない。そんな風に感じて、Makana=贈り物 と命名したのでした。

Lino & Makana で「輝く贈り物」 通称「リノマカブラザーズ」

家族になってもうすぐ4年。Linoが生死に関わる病気で大変な時期もありましたが、困難を乗り越え強く生きるリノマカブラザーズ。そんな彼らから、わたしは「生きる力」をいただいています。猫から学ぶことはとっても多い!

そんなわけで、本日から、元猫が苦手なえんじぇると、殺処分から救われた保護猫兄弟の暮らしを記録していこうと思います。ほっこり癒されたり、くすっと笑えたり、時には涙で浄化できたり、これから保護猫との暮らしをお考えの方にも参考にしていただけるような、そんな場所にできたらいいなと考えています。

よろしくお願いいたします。

えんじぇるファミリー

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