保護猫リノマカブラザーズのルーツ?!かもしれない グレー猫 について調べてみた

Lino & Makana

リノマカブラザーズは、 グレー猫 。顔が小さくて、すらっと長い脚としなやかに伸びた尻尾をもっていて、とても気品溢れています。性格に気品があるかどうかは微妙ですが・・・。見た目で得するタイプ。(笑)

そんなリノマカを見て、「この子たちは、何の種類?」と聞かれることがあります。犬でいう「パグ」とか「チワワ」とかいうものですよね。猫の種類をご存知の方だと「ロシアンブルー?」なんて聞かれることもありますし、「西洋の子だ!」なんて言われることも。(笑)

リノマカは、恐らく純血種ではありません。ルーツをたどる材料も、カテゴライズできる情報もないのですが、ほんの少しでもリノマカのルーツを感じられたらという興味本位な気持ちから、リノマカに似ている猫=グレー猫について調べてみました。

尚、猫の種類や色によって良し悪しを語るものではありませんので、あしからず。

グレーカラー(灰色)はブルーカラー(青色)

グレーカラーの猫たちは、遺伝子的には「ブルー」と言われます。

※黒の遺伝子に、毛色を薄くする遺伝子が混在することでグレーに見えますが、厳密には100%グレーではなく淡いブルーが混ざっているため。

馴染みのある「ロシアンブル―」が代表的ですね。

ブルー御三家

グレー(ブルー)猫には、「ブルー御三家」といわれる猫ちゃんたちがいます。

ロシアンブル―(原産国:ロシア)

ロシアンブルー

ロシアンブル―は、体形がスリムで、耳が離れてピンと立っています。エメラルドブルーの瞳が特徴的。凛としたイメージがありますよね。飼い主さんに対してとても従順で、犬のような猫と言われることもある一方で、人見知りでシャイな一面もあるため、慣れるのに時間がかかることもあると言われています。

シャルトリュー(原産国:フランス)

シャルトリュー

シャルトリューは、胸が厚くがっしりとしたボディに短めの首と脚が愛らしく、丸みのある顔にゴールドやオレンジといった暖色系の瞳が特徴的。賢く温和な性格で、飼い主さんに従順なため、こちらもロシアンブル―同様「犬のような猫」と言われています。もともとネズミを退治するためにワーキングキャットとして活躍していたこともあり、身体能力は高く遊ぶことが大好きです。

コラット(原産国:タイ)

コラット

コラットは、ロシアンブル―と似ていますが、スリムなロシアンブル―と比べると体形に丸みがあります。グリーンの瞳に、顔の輪郭がハート型であることが特徴的。性格は温厚ですが自己主張も強く、よく、おしゃべりをしてくれます。また、一般的に猫や犬は1年程で成熟すると言われていますが、コラットは発育が緩やかなため、5年程かけて成熟していきます。コラットの出身地であるタイ北東部では「シ・サワット」(幸福をもたらす猫)として大事にされてきたことが、古い文献にも残されています。

スコティッシュフォールド(原産国:イギリス)

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは、丸い顔に丸い瞳、前方に折れ曲がっている耳(フォード)が特徴的。折れた耳の印象が強いスコティッシュフォールドですが、実は、耳が立っているタイプもいて、スコティッシュストレートと呼ばれることもあります。性格はとても穏やかで、激しく動き回るタイプではありません。人懐っこくて、他の家族(人間・動物共に)と仲良くすることができ、協調性や順応性が高いと言われています。

ブリティッシュショートヘア(原産国:イギリス)

ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアの体系は、シャルトリューと似ていますが、ブリティッシュショートヘアの方がより丸みを帯びていると言えるでしょう。運動能力が高く、ローマ軍の遠征においてネズミ退治の役割を担っていたという話もあります。また、ルイス・キャロルの作品「不思議の国のアリス」に登場するチェシャ猫のモデルとも言われています。穏やかな性格で普段はのんびりしていますが、自立心が高いため、執拗な抱っこやスキンシップを好みません。適度な距離を保って、甘えてきたときはしっかりとコミュニケーションをとってあげることが大切です。

いろんな要素を感じるけれど、リノマカはリノマカ

グレー猫

グレー猫を調べてみて、「犬のような猫」「飼い主に従順」というように、猫っぽくない表現が印象的でした。

見た目は、Linoがコラット、Makanaがシャルトリューに似ているような気もするし、よくおしゃべりをするMakanaはコラットぽくて、自立心が強いけど甘えん坊なLinoはブリティッシュショートヘアの一面ももっているのかな。ロシアンブル―程、洗練された感じではないかな・・・など、誰得にもならないことを想像しながらニヤニヤして、わたしが楽しませていただきました。

いろんな要素を感じつつも、やはり、リノマカはリノマカ。Linoの命、Makanaの命、それぞれを幸せに輝かせることが私の役目。これからも、はぴはぴハッピーにゃんダフルに過ごしていこう!


冒頭にも書きましたが、猫の種類やカラーで良し悪しがあるわけではありません。しかし、交配や生育環境においては社会的な課題がたくさんあります。今回、グレー猫について調べるにあたり、様々なサイトを目にしましたが、猫ちゃんに値段をつけて売ろうとしているサイトがたくさんありました。わたしもかつては、ペットショップからワンコを迎えたことがある身。だからこそ、ペット業界の事情等を知るきっかけにもなったわけですが、深い話になりますので、また別の機会にまとめるつもりです。


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